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1月25日、兵庫県立美術館 静物画の秘密展 [絵画展]

ウィーン美術史美術館所蔵の静物画の展覧会を1月25日に見に行った。

ウィーン美術史美術館は、ハプスブルグ家の遺産を集めた美術館。
その美術館の所蔵品からベラスケスの「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」を含む
75作品が選ばれ、「静物画の秘密展」で展示されている。
(会期は2009年1月6日(火)~3月29日(日))

静物画といえば、テーブルの上の果物を描いた同じような作品が
思い浮かぶので、ベラスケスの「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」の
絵を期待して見に行った。

静物画にもいろんなものが描かれていて、
「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」以外にも、心に残る作品があった。
時間が経った2月4日に書いているので、作品リストを見ても絵が思い出せない!
記憶に残っているものだけを記載。

★ヤン・ブリューゲルの「青い花瓶の花束(1608年頃)」
 花が緻密に描かれていて、この作品が一番印象深い。
 花の他にテーブルの上に昆虫が描かれている。
(よく見ると、花の中にも昆虫が描かれている。
 1匹見つかると他にもいるのでは、探してしまう!
 なお、虫は生命を象徴したもの。)
 「ブリューゲル」の名の付く画家はたくさんいる。
 (この時代、仕事は世襲されることが多く、親子、兄弟、親戚だったりするため。)

★ガラスの花瓶を描いた作品(ガラスの器を描いた作品は何枚かあった)  
 どのように描けば透明なガラスを表現できるのか興味深く見た。
 花瓶の縁をわずかに白く塗り、本体部分には背景が描かれている。
 ナイスと思わず思った!

★ベラスケスの「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」
 一番最後に展示されている。 チケットに印刷されているとおりの絵であった。
 この絵を見る人に、マルガリータ王女の成長していることを 知らせる目的もあったと。
 写真のない時代、絵にも様々な役割があったものだなと納得。

IMG_4371-11.jpg
■兵庫県立美術館の壁面にある絵、「薔薇色の衣装のマルガリータ王女」

IMG_4375-10.jpg
■入り口付近にある案内板

IMG_4380-20.jpg
■美術館からの帰りに見た夕日、綺麗でした。
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コメント 6

joyclimb

xml_xslさん、奥津軽さん、天野満月さん、niceありがとうございます。

by joyclimb (2009-02-05 21:18) 

joyclimb

BlackCoffeeさん、nikkinさん、niceありがとうございます。

by joyclimb (2009-02-06 21:43) 

ハイマン

美術館久しく行っておりません。
写真展にはたまーに行くのですが
写真を学ぶためにも絵画は勉強になるんだよなぁ
by ハイマン (2009-02-07 21:45) 

joyclimb

ハイマンさん、ななはちさん、niceありがとうございます。

ハイマンさん、
 絵を見るときは、構図、光の描き方なども考えながら
 見るようにしています。しかし、気に入った絵など見ている時は、
 考えずにただ見ているだけの状態になります
 (素晴らしいと、ただ感じている状態に!)。


by joyclimb (2009-02-08 10:10) 

yumidos

まだまだ開催中なのですね!わたしも感性磨きにゆきます~^^
by yumidos (2009-02-08 20:01) 

joyclimb

yumidosさん、niceありがとうございます。
絵を見ると、感じること、学ぶことが多々ありますね!

by joyclimb (2009-02-08 22:28) 

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